愛車のMF06でちょっと買い物に行こうと走り出して10分ほどしたとき、なんか音がおかしいことに気づきました。なんかいつもと違う・・ブオーって音が違うような気がする・・ふと水温計を見ると、レッドゾーン直前。
ありゃーと道端に止めると、異臭とともに下からポタポタとクーラントが漏れてます。クーラントのリザーブタンクを開けてみるとほとんど無い・・
おもむろに辺りを見回し、100mほど向こうに飲料の自動販売機を発見。テクテクと歩いて「富士の天然水」を買い、とりあえずリザーブタンクに補給して一服。
さて、こりゃ買い物どころではない。とりあえずそろそろと水温計を気にしながら家に戻りました。
クーラントはCR-Vのラジエータ交換のときの余りがあるからいいとして、漏れを止めないとまずい。ここで頭に浮かんだのは、クルマのラジエータは社外品が色々あるから安いが、バイクはもちろん純正品しかない→高い、中古じゃ不安、何よりもスクーターなので交換は大変な作業になりそうだ・・
いや、まて。ラジエータとは限らん。まずは原因特定だと下からのぞいて見ても、カウリングの中は暗くて見えず、ライトで照らしてみてもよくわかりません。
しゃーない、ばらすか。後ろ側のでっかい白いカウリングを外すのは初めてですが、強い味方のサービスマニュアルもあります。
最近非常に気に入っているフレーズ、「やってできないワケがない、やらずにできるワケがない」とぶつぶつ言いながらバラシにかかりました。
【症状編】
うーむ、エンジンに漏れたクーラントが流れたあとがある。しばらく前から漏れてたんだろうな。
下からのぞくと、まさにポターリと。冷えているときは気づきませんでしたが、走行後に駐車するとポタポタと落ちています。なんで今まで気づかなかったかなー。
ラジエターキャップの横にも漏れたあとがある。色々チェックし、太いホースはOKで細めのホース2系統がダメ、と判定しました。
最もひどいのがここ。キャブレターの下側です。なんでクーラントのホースがキャブに?と思い、サービスマニュアル・パーツリスト・ネットを駆使して調べると、キャブヒーターという部品です。温まったクーラントでキャブをあっためる働きなんでしょう。なるほどねえ。
【検討編】
しかし、これは大変なことになった。手が入らん。これは反対側のスキマから撮った写真です。あんな奥かよ・・・
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